こんな人に読んでほしい
これからTOEICに挑戦する方
英語が苦手だった方
タイパ重視の方
筆者は、TOEICで800点を取得しています。
正直、TOEICのスコアだけでいえば、満点である990点を取得している方も大勢います。
990点を目指す方はそういった方の意見を参考にしていただいた方が良いでしょう。

一方で私は、工学系の他の資格(一級建築士・構造設計一級建築士・技術士(建設))を取得する傍ら、
TOEICで800点を取りました。
メインの業務を補佐するスキル、という位置づけで英語を考えています。
余談ですが、ある年の3月に800点を取得し、同年7月に技術士(二次筆記)、同年11月に構造一級に受かりました。
その際に、多くの工夫をしたので、時間当たりの得点向上を重視する方の参考になればと思います。
■TOEICの概要
TOEIC L&R は 英語に関するテストで、
試験結果は990 点満点のスコアで評価されます。
リスニングはPart1~4 の4科目、リーディングはPart5~7の3科目で、
それぞれ495点満点となります。
■メリット
TOEICのスコア次第で、さまざまなメリットがあります。
- 企業によっては出世の条件になっている。
⇒トヨタで主任になるには730点必要と言われています。 - 企業によっては資格手当・報奨金がもらえる。
⇒Softbankでは、800点以上なら30万円以上の一時金がでるそうです。 - 海外部署への配属希望時に考慮される。
⇒TOEICの公式サイトによると、
【海外部門の社員に期待するTOEIC L&Rスコア】は570~810だそうです。
海外赴任者に対しては、635点くらいが求められているという認識でよいでしょう。
【活用事例】海外出張や赴任の基準|団体のご担当者様|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org) - 就職・転職時に考慮される。
⇒日経転職版の記事によると、役立つ資格ランキングの3位が『TOEIC800点台』でした。
900人超が回答! 役立つ資格ランキング|日経転職版 (nikkei.com)
おおむね、700点くらいからメリットが発生しやすいと思います。
■得点分布
TOEICのスコア分布はおおむね下表のようになります。
左に取得者の割合を、
右側の『上位』には上位からの累積割合を記載しています。
(645点以上の人は43.1%いる という風に読みます)
平均スコアは『608点』です。(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html より)

■TOEIC800点って難しい?
世間一般的には難しい範囲に入ると思います。
上記の表でも受験生の上位15%ほどに入ります。
しかし、努力次第では達成不可能なわけではないと思います。
私も、留学経験はなく、
時間的な制約から資格学校などには通っていませんでしたが、
800点を取得することができました。
その時に使ったアプリや、書籍を下記のサイトでご紹介しているので、
参考になればと思います。
■私の勉強時間(150時間)
2011年、私は学部3年生の時に725点を取得しました。
その後、仕事で英語を使うこともなければ、海外業務に携わる機会もありませんでした。
2022年の2月にひさしぶりにTOEICを受けてみたのですが、
その時のスコアは670点。
これは、試験傾向の変更や、単純に勉強を継続しなかったことによる影響でしょう。
2022年の12月から3月の初めまで勉強し、
2023年3月初めのTOEICで800点を取得しました。
この時の勉強時間は、150時間ほどだったと思います。
他の記事の紹介
具体的なスケジュールやおススメのスケジュールについては、
別の記事で紹介しますので、
参考にしていただければ幸いです。