こんな人に読んでほしい
これかた学科試験の勉強をする方
法改正前は大学院修了後に実務経験をつまなければ受験ができませんでした。
そのため、実務経験を積んだ後に社会人二年目の時に一級建築士の学科試験を受験、104点で合格しました。その際の勉強方法を記します。
また、私は、通学型資格学校の1年コースを受講しました。
12月に法令集に線を引き、1~3月は問題集を解いていました。4~6月は問題集を解きなおしつつ、
間違えたところを重点的に覚える、といったスケジュールでした。
勉強の方針
①基本方針
1)試験の合格基準を把握する。
2)過去問を研究する。科目もしくは単元ごとの目標正答率を設定する。
3)テキストを流し読み
4)問題集を解く。この時、単元毎の正答率を把握するように。
5)復習する。間違えたところ周辺をテキストで確認
6) 4~5を繰り返す。
7)模擬試験により、想定得点との近いか把握する。
8)試験当日もしくは、これで十分と思うまで4~7を繰り返す。
②準備するもの
- 解説書【必須】
資格学校に通っている場合は、資格学校のものを。通っていなければ市販のテキストを適宜購入してください。 - 問題集【必須】
資格学校に通っている場合は、資格学校のものを。通っていなければ市販の問題集を適宜購入してください。
X)資格学校
早く合格したい方で、資金を投じることができる方に。
こちらは別のページでもご紹介予定です。
③詳細スケジュール
1)受験前年の12月まで
概論的に全体を把握しましょう。また、年末に法令集のラインを引く必要があります。
※法令集には書き込みをしないようにしてください。試験時に取り上げられます。
2)1月~3月
問題集を解いていきます。
問題の大半は『選択肢4つの内、最も不適当なものを選べ』
となっています。
正解だけを当てるのではなく、
『選択肢すべてについて正誤判定ができるか』
試しながら問題集を解くとよいと思います。
このタイミングで正解できたかどうかはあまり重要ではありません。
『4つの選択肢の内、何個正誤判定ができたか』
が重要であり、本試験までに選択肢ベースでの正誤判定の成功率が80%くらいほしいです。
また、単元ごとの正答率は記録しておいてください。
3)4~7月
単元ごとの正答率を基に苦手な範囲を補強しましょう。
このテストは足切りがあるため、
得意を伸ばすより、苦手な箇所を補強する必要が出てきます。
また、選択肢毎の正誤判定を行っていれば、
よく間違える選択肢周辺の知識が甘い、と考えられます。
そういったところは問題集を確認することをおすすめします。
ほかの記事の紹介
いかがでしたでしょうか。
他のページではテスト当日のことや、
製図試験の事を記載しようと思います。
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