TOEICで高スコアを目指す場合、単語の記憶は避けて通れません。
そして、単語の記憶は、
すべてのPart勉強の基礎といって過言ではありません。
単語が分からなければ、
長文読解(Part7)の勉強をしても効果は薄いです。
また、リスニング(Part1~4)でも音として聞き取れてるのか、
単語を知らないのかが判断付かなければ、
何が弱点かわかりません。
目次
- TOEICに必要な単語数
- 単語記憶の心構え【目標とする知識の深度を把握する】
- 覚え方のまとめ
- その他の記事
TOEICに必要な単語数
TOEIC700点で5500単語、
TOEIC800点で8500単語覚える必要があるといわれています。
フルタイムで仕事をしながら、
TOEIC800点を取った私の勉強法を記載します。
単語記憶の心構え【目標とする知識の深度を把握する】
①求められる知識レベルを覚えておく
TOEICでは、単語についてどの程度の知識を持つことが求められるでしょうか。
(A)日本語を即座に英単語にでき綴りを覚えている。複数ある意味もすべて覚えている
(B)英単語をみればその品詞が分かり、意味が分かる
もちろん、すべての単語について(A)の状態であることは理想です。
しかし、(B)から(A)までステップアップするには膨大な時間がかかります。
一方、かけた時間に見合ったスコアアップが見込めるかというと、私は懐疑的です。
満点を目指すのでなければ、(A)を目指すのではなく、
(B)を目指し、節約した時間で、
文法を覚え、リスニングの練習をした方が良いでしょう。
②「わかること」と「わからないこと」を明確に
私は、自分が「覚えている単語」と「覚えていない単語」の境界を明快にするように気を付けています。
例えば、10個の単語を覚えようとするとき、
最初は10個すべてを確認するでしょう。
ある程度時間が経つと、そのうちの6個は覚え、4個は覚えていないという状態になったとします。
その4個を覚えるために、
毎回「すべてを確認する」場合は、
4個の「わからない単語だけ確認する」場合に比べ、
10÷4⇒2.5倍の時間をかけていることになります。
そのため、「わかること」と「わからないこと」
その差を明確にすることは、
スコア上昇の効率化のためにとても重要です。
③「1つずつ確実に覚える」ではなく「覚えてなくても100個眺める」
まず、覚えなければいけない単語の数が多いです。
そのため、1つずつ覚えていっても後半になれば、
最初の方の単語は忘れているでしょう。
そのため、「100個」あるいはそれ以上を眺め、
覚えていなくても次の単語に進めましょう。
全体をざっくり見ておくと、
単語の並びを観たら思い出せたりします。
また、①と合わせて、覚えていない単語を明確にできれば効果的です。
そういった機能があるアプリを使うことがおすすめで、
私はアプリを使って単語を覚えていました。
こちらは別の記事で紹介していますので、
参照ください。
④理想的な勉強環境にとらわれない
私は、単語を覚えるときに「テレビやネット動画を観ながら」行いました。
これを聞くと、「集中できない」と思われるかと思います。
そういった方々に考えていただきたいのは、
単語を覚えるにあたり、「集中すること」は必須でしょうか?
「例えば日曜日に集中して15時間単語の勉強ができる」方はそうしていただいて構いません。
ですが、平日の仕事で疲れて2時間くらいしか集中して勉強できない、
といった方は、「テレビやネット動画を観ながら、ダラダラ8時間単語帳を眺める」
という勉強法も試してみていただきたいと思います。
「ながら作業」で、仮に効率が50%に落ちているとしても、
4時間勉強したのと同等の効果がえられるかもしれません。
もちろん、個人によって合う・合わないがありますので、
ご自身で取捨選択してください。
覚え方のまとめ
①求められる知識レベルを覚えておく
②「わかること」と「わからないこと」を明確に
③「1つずつ確実に覚える」ではなく「覚えてなくても100個眺める」
④理想的な勉強環境にとらわれない
が私のおすすめです。
いかがだったでしょうか。
その他の記事
別の記事ではリスニングの勉強法やリーディングの勉強法、
おススメの書籍なども扱っていきますので、
ご参考になればと思います。
“⑤TOEIC 単語の覚え方【800点達成者によるタイパ最高の勉強法】” への3件のフィードバック
[…] ⑤TOEIC 単語の覚え方 前へ 次へ […]
[…] ⑤TOEIC 単語の覚え方 前へ 次へ […]
[…] ⑤TOEIC 単語の覚え方 […]