TOEIC LRでは総得点の半分、495点がリスニングの問題となります。
リスニングは、TOEIC特有の出題となっているため、
対策の有無で得点が大きく変わると思っています。
それでは、800点を取った際に私が行った勉強方法をご紹介します。
※この勉強方法は、ある程度、単語を覚えていることが前提です。
目次
- 勉強する順番
- Part2 独特の言い回しとは?
- Part1 写真状況問題
- Part3・4 長文問題
- その他の記事
勉強する順番
私は、最初にPart2 の勉強を行い、その後、1⇒3⇒4 を勉強しました。
何故、Part2の勉強を優先したかというと、
1)TOEIC独特の言い回しがある。
⇒それに慣れる必要がある!
2)選択肢が3択である
⇒あてずっぽう →正答の可能性は33%
1つ誤りとわかる→正答の可能性は50%
2つ誤りとわかる→正答の可能性は100%
なので、選択肢を1つ消せた時の寄与率が大きいと考えたため
3)短文(Part1・2)を聞き取れなければ、長文(Part3・4)を勉強しても聞き取れないと思ったから
Part3・4では聞き取りつつ、状況予想が必要になります。
問題を間違えたとき、『聞き取れていない』のか『状況予想ができていない』のかを
明確にしたかったため、聞き取る力をPart2の勉強で養ってからにしようと思いました。
Part2 独特の言い回しとは?
Part2では、ナレーターが1つの文章を読みます。
これに対し、3つの解答のうち、適切と思われるものを選択します。
ここで言う独特な言い回しについて、
あるテキストを例に説明します。
--------------------------------------
ナレーター:外の席で食事をとりますか?店内の席で食事をとりますか?
正答 :今日は風が強いですね
--------------------------------------
というような問題があります。
正答以外の選択肢はやり取りが成立しておらず、
『風が強い』ことで『外の席を避けている』という問題です。
わたしはこういった、間接的な表現をする問題が苦手であり、
なれる意味で、Part2のみを扱っているテキストで学習しました。
Part1 写真状況問題
これは、間違った問題や自身が聞き間違えた問題、
どこを間違えたかをノー十に書き取るとよいでしょう。
Part3・4 長文問題
800点を達成するまでに心がけたことは、
『①シャドウイング・②ディクテーション』で聞き取る力を上げ、
『③英語のまま』日本語に訳さず、
『④英語の語順で理解』するように気を付けました。
『①シャドウイング』 ・・・リスニングの際、聞き取った単語を少しかぶせつつ、
後追いで口ずさむもの
『②ディクテーション』・・・リスニングをしながら、文字おこしをし、
聞き取れていない箇所を明確にします。
『③英語のまま』 ・・・日本語に訳しません。最初はとても大変です。
これは単語の勉強の時に、
英単語をみたら即座に頭の中に画像が思い浮かぶ、
訓練をするとよいかもしれません。
『④英語の語順で理解』・・・日本語と語順が違うので最初は戸惑います。
③と合わせて、頭の中で映像を浮かべるとよいかもしれません。
その他の記事
いかがだったでしょうか。
別の記事ではリーディングの勉強方法なども記載していますので、
皆さんの参考になれば幸いです。
“⑥TOEIC リスニングの勉強の優先度と方法【800点取得者が解説】” への4件のフィードバック
[…] ⑥TOEIC リスニングの勉強の順番と方法 ③TOEIC 800点を目指す オススメ書籍など 前へ 次へ […]
[…] ⑥TOEIC リスニングの勉強の順番と方法 ⑦TOEIC リーディングの勉強の順番と方法 […]
[…] 単語の覚え方 ⑥TOEIC リスニングの勉強の順番と方法 ⑦TOEIC リーディングの勉強の順番と方法 前へ […]
[…] ⑥TOEIC リスニングの勉強の順番と方法 […]