⑥TOEIC リスニングの勉強の優先度と方法【800点取得者が解説】


TOEIC LRでは総得点の半分、495点がリスニングの問題となります。

リスニングは、TOEIC特有の出題となっているため、

対策の有無で得点が大きく変わると思っています。

それでは、800点を取った際に私が行った勉強方法をご紹介します。

※この勉強方法は、ある程度、単語を覚えていることが前提です。

目次

  1. 勉強する順番
  2. Part2 独特の言い回しとは?
  3. Part1 写真状況問題
  4. Part3・4 長文問題
  5. その他の記事

勉強する順番

 私は、最初にPart2 の勉強を行い、その後、1⇒3⇒4 を勉強しました。

 何故、Part2の勉強を優先したかというと、

 1)TOEIC独特の言い回しがある。

  ⇒それに慣れる必要がある!

 2)選択肢が3択である

  ⇒あてずっぽう  →正答の可能性は33%

   1つ誤りとわかる→正答の可能性は50%

    2つ誤りとわかる→正答の可能性は100%

   なので、選択肢を1つ消せた時の寄与率が大きいと考えたため

 3)短文(Part1・2)を聞き取れなければ、長文(Part3・4)を勉強しても聞き取れないと思ったから

  Part3・4では聞き取りつつ、状況予想が必要になります。

  問題を間違えたとき、『聞き取れていない』のか『状況予想ができていない』のかを

  明確にしたかったため、聞き取る力をPart2の勉強で養ってからにしようと思いました。

Part2 独特の言い回しとは?

 Part2では、ナレーターが1つの文章を読みます。

 これに対し、3つの解答のうち、適切と思われるものを選択します。

 ここで言う独特な言い回しについて、

 あるテキストを例に説明します。

 --------------------------------------

  ナレーター:外の席で食事をとりますか?店内の席で食事をとりますか?

  正答   :今日は風が強いですね

 --------------------------------------

 というような問題があります。

 正答以外の選択肢はやり取りが成立しておらず、

 『風が強い』ことで『外の席を避けている』という問題です。

 わたしはこういった、間接的な表現をする問題が苦手であり、

 なれる意味で、Part2のみを扱っているテキストで学習しました。

Part1 写真状況問題

 これは、間違った問題や自身が聞き間違えた問題、

 どこを間違えたかをノー十に書き取るとよいでしょう。

Part3・4 長文問題

 800点を達成するまでに心がけたことは、

 『①シャドウイング・②ディクテーション』で聞き取る力を上げ、

 『③英語のまま』日本語に訳さず、

 『④英語の語順で理解』するように気を付けました。

 『①シャドウイング』 ・・・リスニングの際、聞き取った単語を少しかぶせつつ、

               後追いで口ずさむもの

 『②ディクテーション』・・・リスニングをしながら、文字おこしをし、

               聞き取れていない箇所を明確にします。

 『③英語のまま』   ・・・日本語に訳しません。最初はとても大変です。

               これは単語の勉強の時に、

               英単語をみたら即座に頭の中に画像が思い浮かぶ、

               訓練をするとよいかもしれません。

 『④英語の語順で理解』・・・日本語と語順が違うので最初は戸惑います。

               ③と合わせて、頭の中で映像を浮かべるとよいかもしれません。

その他の記事

いかがだったでしょうか。

別の記事ではリーディングの勉強方法なども記載していますので、

皆さんの参考になれば幸いです。


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