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こんな人に読んでほしい
選択Ⅱ-1をどのように書けばよいかわからない方
この記事をお読みいただけば、どのように書けばよいか理解いただけます!
筆者は技術士筆記試験を全科目70%以上の得点で合格しました。
その時、考えたことを記事にしましたので皆さんの参考になれば幸いです。
目次
- 選択Ⅱ-1の構成
- 腐食による損傷を1つ選択し、~代表的な補修方法及び設計と施工における留意点を説明せよ
- 鋼部材に生じるき裂の部位と種類を1つ示し、~非破壊検査について、~2つ選択し概要と特徴を述べよ
- プレキャスト工法を用いた~事例を1つ挙げ、設計上の留意点を2つ示し、対策を述べよ
- 寒中コンクリートとして施工する気象条件について概説し、~品質を確保するうえで留意すべき事項を施工計画~2項目を選んで示し、それぞれ対策を述べよ
- どのくらい時間をかけるべきか
- まとめと他の記事のご紹介
選択Ⅱ-1の構成
4問のうち1つを選択して解答します。
令和5年度では以下のような構成でした
- 腐食による損傷を1つ選択し、~代表的な補修方法及び設計と施工における留意点を説明せよ
- 鋼部材に生じるき裂の部位と種類を1つ示し、~非破壊検査について、~2つ選択し概要と特徴を述べよ
- プレキャスト工法を用いた~事例を1つ挙げ、設計上の留意点を2つ示し、対策を述べよ
- 寒中コンクリートとして施工する気象条件について概説し、~品質を確保するうえで留意すべき事項を施工計画~2項目を選んで示し、それぞれ対策を述べよ
1.腐食による損傷を1つ選択し、~代表的な補修方法及び設計と施工における留意点を説明せよ
この形式では以下の内容を記載することが求められています。
- 腐食による損傷を選択し、損傷個所を特定
- 代表的な補修方法を記載
- 設計における留意点を記載
- 施工における留意点を記載
それぞれ、150文字以内で記載すれば600文字が埋まるでしょう。
ここで、留意点とは、手戻りなどの悪い影響を抑えるために
配慮すべき事項を意味します。
2.鋼部材に生じるき裂の部位と種類を1つ示し、~非破壊検査について、~2つ選択し概要と特徴を述べよ
この形式では以下の内容を記載することが求められています。
- き裂の部位と種類を1つ示す
- 非破壊検査Aについて概要と特徴を述べる
- 非破壊検査Bについて概要と特徴を述べる
1.を100文字、2~3.を250字以内で記載すると良いと思います。
ここで、概要とは、一般的なことで、測定の方法などです。
特徴は、他の検査方法に対し秀でている点を書くと良いと思います。
文字数が埋まらなければ留意点を記載しても良いでしょう。
3.プレキャスト工法を用いた~事例を1つ挙げ、設計上の留意点を2つ示し、対策を述べよ
この形式では以下の内容を記載することが求められています。
- プレキャスト工法を用いた事例を1つ挙げる
- 設計上の留意点Aを示し、対策Aを述べる
- 設計上の留意点Bを示し、対策Bを述べる
1.を100文字、2~3.を250字以内で記載すると良いと思います。
対策とは、悪い影響を顕在化させないために、あらかじめ手を打っておくということです。
プレキャストであれば、
・鉄筋を機械式継手で継ぐので、塑性化領域に用いるときは機械式継手の適用範囲を確認する
・クレーンの許容重量を確認し継手位置を決定する
などでしょうか。
4.寒中コンクリートとして施工する気象条件について概説し、~品質を確保するうえで留意すべき事項を施工計画~2項目を選んで示し、それぞれ対策を述べよ
この形式では以下の内容を記載することが求められています。
- 施工する気象条件について概説する
- 留意すべき事項Aを選び、対策を述べる
- 留意すべき事項Bを選び、対策を述べる
1.を100文字、2~3.を250字以内で記載すると良いと思います。
対策については前の解説と同じです。
どのくらい時間をかけるべきか
間違いなく30分以内に書ききるべきです。
私はⅢ⇒Ⅱー2⇒Ⅱー1の順で解きました。
最後は気力との勝負です。
まとめと他の記事のご紹介
この記事を読むことで、
選択Ⅱー1で問われている内容に、
正しく解答するコツがつかめたと思います。
他の記事では選択Ⅱー2の解き方についても記載していますので、
ぜひご参照ください。
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