技術士二次試験 筆記 選択Ⅱ-2(1)調査・検討すべき事項の書き方


※この記事およびリンク先はPRを含みます。

こんな人に読んでほしい

選択Ⅱ-2に何を書けばよいかわからない方

この記事を読めば、合格答案作成のプロセスを理解できます!

筆者は技術士筆記試験を全科目70%以上の得点で合格しました。

その時、考えたことを記事にしましたので皆さんの参考になれば幸いです。

目次

  1. 選択Ⅱ-2(1)の構成
  2. どのくらいの文章量を費やすべきか
  3. 調査すべき事項と技術的内容
  4. 検討すべき事項と技術的内容
  5. コンピテンシーとの関係
  6. まとめと他の記事のご紹介

選択Ⅱ-2(1)の構成

選択Ⅱ-2の(1)はおおむね以下のような書き出しです。

【対象とする〇〇を設定し、□□を考慮した調査、検討すべき事項とその技術的内容について説明せよ】

 

ここでは、3つの指示をされ、受験生に行動を求められています。

  1. 対象とする〇〇を設定する
  2. □□を考慮した調査事項とその技術的内容を説明する
  3. □□を考慮した検討すべき事項とその技術的内容を説明する

 

これは、漏らさず記載する必要があります!

どのくらいの文章量を費やすべきか

選択Ⅱ-2は全1200文字・2ページとなっています。

そのすべてを(1)に費やしてしまうと不合格になるでしょう。(試したことはないけど)

 

筆者の感覚からお話しすると、

500文字・20行程度を(1)に費やすのがおススメです。

  

おそらくこの構成が良いでしょう。

 1.対象とする〇〇と□□、調査・検討事項

  (1)対象とする〇〇と□□ 【タイトル+5~6行】

  (2)調査すべき事項と技術的内容 【タイトル+4~5行】

  (3)検討すべき事項と技術的内容 【タイトル+4~5行】

調査すべき事項と技術的内容

調査すべき事項を挙げる場合、【検討すべき事項を先に考える】方が書きやすいです。

 

技術士試験では手戻りを避ける行動が評価される傾向にあります。

なので、

具体的な検討を始めるに当たり、パラメーターを集める手法を、

調査すべき事項として記載すると良いでしょう。

 

例えば、

検討すべき事項:杭の検討

調査すべき事項:地盤調査によるN値などの確認

といったイメージです

検討すべき事項と技術的内容

検討すべき事項は、普段の具体的な業務内容に近いと思います。

なので、比較的書きやすいと思います。

検討の目的などを明記すると良いと思います。

コンピテンシーとの関係

【専門的学識】をアピールしましょう!

 詳細は下記で確認してください。

⑥技術士(二次試験) 筆記試験の勉強法・コンピテンシーと採点基準 | 社会人向け資格の寺子屋 (sk-pe-t.jp)

検討すべき事項とその目的・内容を決定し、
そのために必要な項目を調査すべき事項に記載する。

これらの関係性と内容を把握していることが専門的学識となります

まとめと他の記事のご紹介

この記事をお読みいただいたことで、

選択Ⅱ-2(1)、調査・検討すべき事項の書き方などを理解していただけたと思います。

ほかの記事では、

 (2)業務を進める手順と留意・工夫点

について解説します。

ぜひご確認ください。


“技術士二次試験 筆記 選択Ⅱ-2(1)調査・検討すべき事項の書き方” への2件のフィードバック

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